<旧本館巡り-第1幕>建物内部の意匠

旧本館巡り第1幕、今回は旧本館の建物内部の意匠について密着紹介していきます!

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まず、建物内にてよく見られる意匠の一つとして、「アーチ」型があります。

こちらは2階に上がった「正庁」という最も高貴なお部屋の前の廊下です。柱や壁に豪華な装飾がふんだんに施されています。その中でも最も目を引く装飾は、アーチ型の柱ではないでしょうか。奥へ続く廊下の壁もすべてアーチにかたどられています。この写真だけでも9個のアーチが見られますね。

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中庭が一望できるこちらの通りにもアーチが使われています。ここからちょうど、旧本館のメインと言っても良い桜の木が望めます。ECHO TOUR開催の春には、ここからの眺めをオススメします!


そして、細部から見た装飾も特徴的で見物です。

大理石で作られた階段の手すりや柱など、部材のすべてに細かい装飾が施されています。


巧みに取り入れられたこれらの技術を見ていると、建築よりもむしろ工芸品といった趣さえ感じられます。
ここで少し気になる、これらの意匠のモチーフとされているのは何だと思いますか?
何か植物のような象りを感じませんでしょうか。

答えは、『アカンサス』という植物の葉をモチーフとしているそうです。
観賞用として栽培されることが多い植物で、よくギリシア建築などの意匠として使われることも多いようです。



それでは最後に、私が旧本館内で気に入っている部分をご紹介します。




2階へと続く赤絨毯のレトロ階段。何か物語が始まるようなワクワクする感じが好きなんです。



旧本館へお越しの際は、是非自分だけのお気に入りスポットを見つけて帰ってみて下さい!必ず見つかるかと思います!

次回は、最も高貴なお部屋『正庁』のご紹介です。

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